先週は和歌山県にあるアドベンチャーランドに出張しました。
ジャイアントパンダがたくさん飼育されていることで有名なアドベンチャーワールドは本拠地である中国を除くと、世界で最も多くジャイアントパンダを飼育している施設の一つなのです。
2012年12月は9頭もいたので、ダントツ1位でした。
2014年9月現在は5頭が飼育されていますが、これはアドベンチャーワールドで生まれた
ジャイアントパンダが順調に成長し、繁殖のために中国に戻ったことによるものです。
1990年代からジャイアントパンダの飼育を始め、これまでに12頭もの繁殖に成功しています。
ジャイアントパンダは中国の森林地帯にのみ生息し、絶滅が危惧されている動物の象徴と言える希少な野生動物です。
これから先も長く絶滅危惧動物を動物園で姿を見るためには、動物園で繁殖させることは大きな役割の一つです。
ジャイアントパンダについて、日本の動物園施設が繁殖技術をリードしているというのは、とても有意義なことだと改めて感じました。
今回じっくり観察できたのは、2012年生まれの優浜(ユウヒン)の寝姿です!
素人撮影ですが、ガラス面がなくリラックスした姿の優浜はとても可愛く撮れたと思います。
このポーズで寝ていると腕がしびれそうですが、、
昨年オープンしたパンダラブという施設の中の様子です。ガラスがなく、180度見える飼育場になっています。写真中央に優浜が寝ています。
園内が空いている時でも、ジャイアントパンダを撮影している観覧者はチラホラいますが、本格的なカメラをお持ちの方も、携帯で撮影する子供もみんな静かにマナーよく撮影しているのが印象的でした。
ずーっと寝ている優浜の掌が良く見えます。5本の指と 2つのこぶ!笹をつかむために独自の進化を遂げたジャイアントパンダ特有の手です。
これは、、、
やはり、ちゃんと再現されています!
優浜とは逆で左手、指の部分も丸くカーブしているので見えにくいですが、お分かりいただけるでしょうか?
おやすみシリーズ ジャイアントパンダ スリーピング
優浜の後足はよく見えなかったので、次は確認してきたいと思います。
☆おまけ☆
ジャイアントパンダが発見されるまでは、この子がパンダと呼ばれていました。
今ではレッサーパンダ(Red panda)! 負けず劣らず人気者ですね。
2014年6月6日生まれの105日目の赤ちゃんです。
あごにおもちゃ挟んで寝ている姿に見とれてしまいました。
スタッフ N
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