本日は立冬。暦の上では冬です。
さむーい冬は水族館や動物柄園にとっては閑散期などと言われてしまいますが、
個人的には夏に比べ、館内が空いていて
生物をじっくり見るのには良いシーズンだと思っております。
じっくり見ていて気付いたことがありましたのでご紹介します。
こちらのフンボルトペンギン(学名:Spheniscus humboldti)
日本の水族館ではおなじみの定番ペンギンであり、もっとも飼育数の多いペンギンです。
ペンギンは鳥の仲間なので、くちばしがあります。えさは魚が主食で、頭から丸飲みします。
水族館の餌の時間などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
おや?
フンボルトペンギンの口の中です。普段くちばしだけを見ているものだから、
へぇ~こんな風になっているのだね、発見発見。という気持ちになりました。
歯はなく、トゲ状の突起がざくざくと・・・。ちょっとこわいです。
よく見ると、突起は内側に向かって並んでいます。
なるほど、丸のみした魚をがっしりと捕まえ、落とすことなく食べられるのですね。
以上、気付きのご報告でした。
スタッフ N
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