美しく光る深海生物 ー 深海に出会う②

『美しく光る深海生物 ー 深海に出会う②』

そこかしこからあのダイオウイカの瞳にみつめられ、
科学博物館へ到着。

入口においてある案内チラシを手に取ると、こんなモノが目に。
スマートフォンアプリ「深海カメラ」(無料)

カロラータのメンダコぬいぐるみを深海カメラで撮影してみました。
深海カメラでメンダコぬいぐるみ撮影
チラシのロゴや館内のダイオウイカマーカーにアプリの深海カメラをかざすと深海生物が出現して一緖に写真がとれるというもの。

見学する前に入れておくと、ちょっとした楽しみが増えそうです。




館内展示物はフラッシュ無しの撮影はOKですが、映像の撮影はNG。

深海という深い暗やみの海の環境、
その深海の謎に挑み探求する人達の挑戦、
深海の世界で生きぬく為に備わった、
奇妙な姿形や不思議な特徴を持つ生き物たち。
謎に満ちた生命の起源にまでせまる展示物の数々。

漆黒の海の中で生きている生物達の適応のユニークな進化の不思議に驚き、
その世界を探求するために取り組む人達の熱に触れ、
見ている内に気持ちが高揚してきます。

特に不思議で興味深く感じたのは、生物たちの深海への適応能力。
常に餌不足、
隠れる場所がない、
微弱ながらも太陽光が届くことで捕食者に見つかりやすくなってしまう中・深海層(水深200~1000mの水域)は、厳しい環境であるのに多くの深海生物が生息し、生き残る為の不思議な能力を身につけています。

ダイオウイカのような、捕食されにくくなるために巨大化するもの。

隠れるものがないため、自分の影を消すという能力を持ち、捕食者たちから身を隠すもの。ハダカイワシのような、発光器で青白い光を出し、周囲の光に溶けこみ影を消す、カウンターイルミネーションと呼ばれる能力です。
他にも、クシクラゲなどにみられる体を透明にすることも隠れる能力の一つ。

そして、深海生物の多くの種が持っているのが発光する能力。
自分のエネルギーを使って発光する方法とほかの生物の発光を利用する方法があるそうです。

危険を察知すると赤(赤は深海で目立たない色)く発光するホウズキイカなど、
展示の中で見る事ができる映像はとても不思議な美しさがありました。

そして一番きれいだったのが、クシクラゲ。
虹色に光る姿には、目を奪われてしまいます。
なんでこんなに美しく光る必要があるのか。不思議です。
クシクラゲは、クラゲ類とは別の有櫛(ゆうしつ)動物。
自ら発光しているわけではなく繊毛が光を反射し、繊毛が動いているので、色がつぎつぎと変化するようです。
この美しさは必見です。
クシクラゲの姿はこちらでも少し拝めます。

大阪の水族館「海遊館」の海遊館日記



7月にNHKで放送された番組「伝説のイカ 宿命の闘い」の中でも紹介されていたチョウチンアンコウ。
カロラータの「リアルジグソーパズル」のイラストからもわかるチョウチンアンコウの発光器は、獲物を引き寄せるために、頭の上の発光器を前後に動かしながら光を放ちます。
リアルジグソーパズル130ピース、チョウチンアンコウ

「発光する」という能力一つをとっても、それぞれ違う特徴がみてとれ、深海の世界は深いです。

深海生物に身近出に会う機会ってないなあ、と勝手に思っていたのですが、
実は身近にたくさん存在していた事が展示物の最後の最後で判明。。。
これまで知らずにきてました。
私の好きなあれがそうなんだ。。と結構ビックリです。もう一巡してしまったぐらいです。
ここは実際に「深海」特別展で確認してみてると面白いですよ。

結構日本には深海生物を見られる水族館があります。
静岡県にある「沼津港深海水族館」
カロラータのぬいぐるみにもなっているメンダコシーラカンス、発光する深海生物などもみることが出来ます。

沖縄の「美ら海水族館」でも、約70種の深海生物を見ることができます。

お近くに行く際は是非立ち寄ってみると楽しめますよ。

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by WEB担当 raccoon


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