驚きの海底生物たち

『驚きの海底生物たち』

カロラータの企画部、P.Gです。
国立科学博物館で開催中の、深海展に行ってまいりました。

国立科学博物館深海展入口

もちろん深海ブーム火付け役の、ダイオウイカはぜひおさえたいポイントですが、その他にもおもしろい生き物たちが目白押しでした。

超深海は生き物が少ない過酷な環境ですが、例えば「カイコウオオソコエビ」という生物は、「木」を食べることができるそうです。深海に落ちてくる流木とか。
人間の場合はもし固い木を食べても分解する酵素を持っておらず排出するしかないですが、この生物は木を摂取してもちゃんとブドウ糖にできる酵素を持っているらしい。オガクズさえもブドウ糖にできる全く新しい酵素(セルラーゼ)だそうです。いろいろ注目されていて、今後身近で活躍するかもしれません。

また、スゴイと思ったのは、深海には「光合成生態系」とは全く別の、「化学合成生態系」と呼ばれる生態系が存在するんですね。
光が全く届かない世界ですから、当然「光合成」は成立しないんでしょうが、その代わりにナント海底からわき出す硫化水素とかメタンなどの化学物質から成り立つ生態系があるんだそうです。

通常の陸上の生物からは全く信じられないことですが、300℃もある高温でメタンを含んだ熱水や、硫化水素や重金属を含む湧水から始まる生態系が出来上がっていて、その生態系のなかにはとても興味深い生き物がいるらしい。

深海
深海の海底から吹き出す黒い熱水
出典:深海の生物 ERICH HOYT FIREFLY出版社

例えば、熱水噴出孔に生息しているスケーリーフットという巻き貝の一種には、白いタイプと黒いタイプがいるらしいのですが、黒いタイプの方は足の部分のウロコが硫化鉄という金属で覆われているらしい。なんと地球上で唯一“硫化鉄のウロコをまとう生物”。磁石にもくっつくそうです。鉄の体を持つ生きもの……。スゴイですね。

また、ゴエモンコシオリエビという生物は、熱水噴出孔の近くに生息しますが、体の腹側には細かい毛が密集していて、そこには硫化水素で育つバクテリアが大量に付着しています。じつはそのバクテリアがエサで、すき取るようにして食べるんだそうです。つまり、自分の体でエサを養殖してるんですね。賢い!

その他にも、深海の生物たちは、姿を上手に隠したり、逆に発光したり、実にさまざまな生態があり、とても面白いです。

長生きな生物も多いらしく、魚類のヒウチダイ属の一種はなんと150年も生きるらしいです。
さらにアイスランドガイという貝の一種は400年以上生きるとか!
もっとすごいのが、クロサンゴの一種は4,000年以上生きていると推定されているようです。一つの個体が4,000年以上生きてるっていうのは、ちょっと訳がわかりませんでした。

とにかくたくさんの驚くような生物たちや生態が紹介されていて、面白いですよ。
不思議がいっぱいの深海の世界、ぜひのぞいてみてください。

あ、深海展の最後にお土産コーナーがありますが、カロラータが誇るこだわりのダイオウイカのぬいぐるみは、残念ながらそのコーナーには置いてなくて、科学博物館 日本館の出口近くの、ミュージアムショップに置いてあります。
ダイオウイカの特徴をおさえて作ったおすすめのぬいぐるみです!
その他にもカロラータのおすすめ商品がたくさんありますので、ぜひお買い物はミュージアムショップで。

科学博物館ミュージアムショップ
写真右側にカロラータのダイオウイカぬいぐるみ。右側のハチ公ぬいぐるみもカロラータの商品です。

科学博物館ミュージアムショップ
写真奥にはカロラータが開発した生態系ゲーム。その周りにはカロラータ製フィギュアがズラリ。

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by 企画部所属 P.G


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